だいぶ間が空いてしまいましたが、前回の書籍紹介番外編の続きとなります。
今回は2005年以降、電撃ホビーマガジンを中心に紹介していきます。
前回の記事はこちら↓
まずは電撃ホビーマガジン2005年3月号。
ハセガワのバーチャロンシリーズを作っている方は既に知っていると思いますが、この号にはオリジナルカラーのテムジン747Jが載っており、更にそれを再現するためのマーキングシールが付属しています。
赤のスプリッター迷彩は自分で塗装する必要があるのですが、あの全身デカールに挫折した人達への救済措置的なものでもあるようです。(;´▽`)
このカラーリングはカトキハジメ氏の考案によるものですし、MARZの関連組織であるMarzinalで運用された機体である等、設定もしっかりあるので、そっち目的でも保存版と言える内容となっています。
この機体に関してはハセガワのチャロンシリーズの文章設定を纏めた本であるSilhouette30や、バーチャロンフォースと禁書VOの初回盤に付属していたCHRONICLEにも何故か収録されていないので、意外と貴重な資料かもしれません。
電撃ホビーマガジン2007年4月号。
ハセガワからフェイイェンVHのキットが発売され、それを使ったオリジナル作例を掲載するシリーズ「myフェイ・イェン大会」なるコーナーが載っています。
この号では女性モデラーによる、ネイルアート用の道具を使った作例、フェイイェンwith EK?が掲載されています。
電撃ホビーマガジン2007年5月号。
この号は左腕に大胆にも大型ドリルを装備した作例、フェイイェン ザ ドリラーが載っています。
その名の通りドリルに目が行ってしまいますが、黒、白、赤を基調としたオリジナルのカラーリングが中々格好良いです。(^q^)
電撃ホビーマガジン2007年10月号。
こちらにはフェイイェン ラビットハートなる機体が載っています。
大きなプロペラントタンクはバルケロスの装備を小型改良したもので、CISでの活動時間を拡大しているという、モデラーさんによる設定(非公式)が載っていたり、アニメかゲームかわかりませんが、何か元ネタのあるデザインらしいということが書かれていたりと、遊び心溢れる作例みたいです(笑)。
モデルグラフィックス2013年2月号。
電撃ホビーマガジンのmyフェイイェン大会とはまた別の、個性的なオリジナルのフェイイェン作例が載っています。アファームドと共に活動してる姿が似合うミリタリールックな機体というコンセプトのようで、紙面に機体名は載っていませんが、モデラーさんのブログによると、[フェイ・イェン ミリタリーVer.]や、[フェイ・イェン ミリタリールック][フェイ・イェン・ザ・ジャマー]等と呼ばれていて、統一されていません(笑)。
最後はニュータイプ2012年1月号。ミクさんとのコラボVR、フェイイェンHDからの派生機として、プロジェクトディーヴァに登場する衣装を再現したミクフェイが9機も載っています。亙さんとカトキさんの悪ノリが止まらない…!(笑)
以上、模型雑誌を中心に、バーチャロンの貴重な設定や、模型誌らしいオリジナル作例の載っている号をいくつか紹介してみました。
公式非公式問わず、奇しくもフェイイェンだらけになっていまいました(笑)。この頃から後に美少女プラモと呼ばれるジャンルが水面下で支持されはじめたので、近年の美少女プラモブームはようやく時代がフェイイェンに追い付いたのかな、なんて勝手に思っています(笑)。
チャロナーもボカロユーザーも驚いたミクフェイはバンダイによりまさかの立体となったので、エンジェラン巡愛も待ってますよ磐梯山!w