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電脳戦機バーチャロン書籍紹介 番外編①

バーチャロンの書籍紹介シリーズ、今回は番外編です。

以前、模型誌やゲーム誌はきりがないので、あくまでバーチャロン名義の書籍のみを紹介すると書きましたが、手元にある分だけでも結構資料価値のあるものが多かったので、せっかくなので番外編として紹介してみることにしました。(;´▽`)

今回の記事ではホビージャパンを中心に、1997~2000年発売の書籍を紹介します。

 

ホビージャパン1997年7月号。コトブキヤの1/100ガレージキット、バイパーⅠが載っていました。ゲーム内モデルの正面画像一枚しか存在しない機体なので、立体物の写真は結構貴重かも(特にモデラーには)。

コトブキヤはプレイアブルキャラ8種全て立体化し、更にヤガランデ(プレイアブルサイズ)とこのバイパーⅠまで立体化していて、当時の勢いを感じさせますね。

 

ホビージャパン1997年9月号。こちらはコトブキヤの1/100ヤガランデ。子供の頃このヤガランデが欲しかったんだよな…懐かしいU´^q^`U

 

ホビージャパン1997年11月号。完成品トイであるセガリアルモデルを徹底改修し、オリジナルカラーとなったライデンが載っています。機体名はライデンⅩⅥだとか。

最近、バーチャロンの記事を求めて古い雑誌を買い漁っていたのは、この号を探すためなのでした。ただの色違いとはいえ、バーチャロンでこういうプロモデラーによるオリジナル作例ってほんとめずらしいので。

 

ホビージャパン1997年12月号。特に貴重な情報は…と思いましたが、よく見るとオラタンロケテ情報が載っています。何より貴重なのは、第一回ロケテでのみ使えたライデンのターボショット写真ですね!通称ワイドレーザーと呼ばれていましたが、元ネタは恐らく、スキマティックやOMRのストーリーで使われていた「一般設定レーザー」だと思われます。

 

少し時間が進んでホビージャパン2000年4月号。チャロンモデラーにはお馴染みのバーチャロン特集号ですね。実はホビージャパンで唯一のバーチャロン表紙号だったり。今の目で見ると特に目新しい情報は載っていないのですが、ジオラマや改造作例が豊富なのが見所ですU^ェ^U

 

ホビージャパン2000年7月号。プロモデラーによるオリジナル改造機、テンエイティコマンダーカスタムが載っています。繰り返しになっちゃいますが、バーチャロンでこういう作例は本当に貴重なんですU^ェ^U


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モデルグラフィックス1997年2月号。

バーチャロン特集号となっていて、プレイアブル8キャラのフルスクラッチモデルや、開発者インタビュー、コラム等が載っています…が、製作したモデラーの解説等はほとんど載っておらず、インタビューやコラムもバーチャロンのことよりもこの時期のロボットゲーム、アニメ界隈についての話ばかりで、チャロン特集としては正直肩透かしを食らう感じでした(汗)。

 

f:id:halnem:20231030001531j:imageただひとつ面白かったのはフェイイェンフルスクラッチモデルで、通常の1Pカラーと一緒にオリジナルカラーのモデルが載っているのですが、これが後のフェイイェンKnの2Pカラーにそっくりなカラーリングだったりします。

メインカラーがパープルがかったブルーなのはまだ偶然かもしれませんが、カメラアイを始めとする発光部がピンクの機体はオラタン以降にしか存在しないので、まるで予言のような作例になっています。(;´▽`)

 


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モデルグラフィックス1997年6月号。

こちらにはなんと!ラスボスであるジグラットフルスクラッチモデルが掲載されています。ノンスケールとのことですが、全高20cm、横幅30cmにもなる大型モデルのようで、装甲のメカニカルなディティールは全てプラ版の貼り付けで再現という、気の遠くなる…いや、気が狂いそうになる努力の結晶のようです…恐ろしや(;´▽`)

 


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モデルグラフィックス1998年3月号。

初代バーチャロン最後の一機として、ヤガランデまでもがフルスクラッチモデルとして登場しました。コトブキヤガレージキットと同じ1/100スケールなのですが、こちらはなんとCPU戦で出てくるサイズで作られたようで、1/100ライデンとの比較画像がとんでもないことになっています。

大重量を支えるために胴体と肩の接続にコンセントプラグが使われていたりと、製作における解説文も読み応え抜群です(笑)。


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1998年当時、このピンナップ(?)を切り取ってポスターのように部屋に貼っていた思い出…。U^q^U

 

 

最後は今回唯一の模型誌以外の雑誌、RPGマガジン1996年12月号。

バーチャロンタクティクスなる連載が載ってると聞いて買ってみました。まあ内容はスキマティックとほぼ同じでしたが、ロケテ版のライフルを持ったテムのハイエンドCGが載っているのと、MBV-04-E4という型式番号は初出かも?

スキマティックに載っているハイエンドCGは背中向きでしたし。

 

 

以上、今回はここまでとなります。

今回は1997年を重点的に発掘しましたが、1996年後半や1998年以降にも恐らく面白い情報が眠っているかもしれないので、古本屋やオークション等でまとめ売りなんかを見つけたら、試しに買ってみるのも面白いかもしれませんね。

自分も1997年のホビージャパンまとめ売りを安値で見つけたのが、この記事を書く発端になりましたし(笑)。

 

次回も番外編で、今度は2005年以降、電撃ホビーマガジンを中心に紹介予定です。