F90怒涛の連続更新を締めくくるのは、6月に発売したPタイプになります。
旧キットでは売れ残り常連でしたが、無事MG化してくれました。(;´▽`)
見ての通りパーツ数が多く、しかも大型なため、恒例の2種同封でのキット化ではなく、WタイプやHタイプと同じく単体でのキット化となりました。
Pタイプは大気圏突入用のミッションパックで、変形時用の機首パーツやフライングアーマー、バーニア、プロペラントタンク等で構成されています。
旧キットではこのPタイプに限らず、ミッションパックは全て成型色が単色であったため、地獄の塗装作業となってしまっていましたが、今回はMGというのもあり、まるでパズルのように巧みなパーツ分割で色分けされています。
ただし、脚部パーツとビームキャノンのホワイト部分はシールでの再現でした。(;´▽`)
腰部のウイングスタビライザーはプロペラントタンクに換装可能。
旧キットではウイング固定だったと記憶しているので、この設定は知らなかったです…どこ初出なんだろ。
大気圏突入仕様ということで戦闘は想定されていないのか、固有武装は右肩のバルカンに左肩のビームキャノンのみ。
ビームキャノンは正面へ向けることも出来ます。
一応標準装備のビームライフルを持たせての戦闘も考慮されていたとか?確か旧キットの説明書によれば、フライングアーマー部分にミサイル等の武装を懸架するというプランもあったとか。
それでは、本機のウリである大気圏突入形態へ変形!
変形とは言っても素体であるF90が非変形MSなので、基本的にはうつ伏せになるだけです(笑)。
改めて見ると脚部ユニットのバーニアが凄い数です…F90FFのコミックスでは、Pタイプは大気圏突入という役割以外にも、MA並の高出力を持ち合わせていて、戦闘も充分可能となっているようです。
今回のMGキットで追加された設定として、機首パーツ内部に折りたたみ式の装甲板が内蔵されており、これを展開することで…
大気圏突入時にがら空きだったコックピットブロックを保護する装甲となります(笑)。
両腕のフライングアーマーを固定する役割も持っていて、変形時の安定感が増すというプラモデル的なメリットもある新設定ですね。U^ェ^U
武装は両肩のバルカンとビームキャノン。
バルカンには大量のセンサーが露出しているのですが、グリーン、オレンジ、イエロー、レッドと何故か多彩なカラーリングとなっています…ここまで統一感がないのもめずらしいですよね。(;´▽`)
そしてそして、本キットのおまけギミックとして、バックパックのグレーのパーツを専用のものに差し替え、両肩の武装にもアタッチメントパーツを取り付けることで…
なんとなんと、BB戦士版F90オリジナルギミックだったPVスペシャルを再現出来るようになっています!w
Vタイプからバックパック、両肩の放熱フィン、そして腕部メガマシンキャノンを借りてくることで再現可能。
F90 A to Zプロジェクトと連動した漫画、F90FFでも登場し、Nタイプが様々なミッションパックとの混合装備を試したデータが活かされ、高機動高火力の現地改修仕様として登場しました。
バルカンとビームキャノンに加え、ヴェスバーとメガマシンキャノンまで加わり、重爆撃戦闘機のようになりました。メガマシンキャノンは機首先端の裏側の蓋を取り外すことで接続部が出てきますが、ちょっと接続が緩いので紛失注意ですね。
ちなみにこの状態でMS形態へ変形させようとすると、バックパックのアタッチメントパーツが干渉するため、MA形態専用となっています。残念(笑)。
パーツが干渉しなければVタイプ以外との混合装備も可能。こちらはPEスペシャル(笑)。
強行偵察仕様ですね。U^ェ^U
Bタイプと組み合わせたPBスペシャル!
こちらはそのままでは接続出来ず、バックパックのスラスター部分とキャノン部分を一度分離し、前後逆に組み合わせています。両肩のミサイルポッドも一応接続出来てはいますが、少し浮いてしまいますので、、無理にはめ込んで破損しないように注意ですね。(;´▽`)
まさに爆撃機。格好良いU^q^U
F90Ⅱに装備させるとこんな感じ。レッド部分が多めなのでⅡにもよく似合いますね。
写真は撮っていませんが、アンテナも干渉せずに機首パーツに収納出来ます。
おまけ。今回もちゃんといました(笑)。トンガリ帽子をかぶってますw
以上、F90Pタイプでした。
戦闘向きの装備ではないからか、旧キットでは売れ残り常連になっていることが多かったですが、改めて組み立ててみるとボリューミーで中々格好良いんです。
実はMA並の高出力で高機動戦闘も可能だったり、PVスペシャルが逆輸入されたりとどんどん設定が盛られてるので、今後ゲームなんかに出るのが楽しみですね(Gジェネにさえ出たことありませんがw)。